2016年3月7日月曜日

インターナショナル・オープンデータ・デイ 富山会場

Code for Toyama City 冨成です。

昨年は、Code for Nantoでインターナショナル・オープンデータ・デイ(IODD)をやっていました。
今年は、地元富山開催となりました。
久々のブログは、このIODD 2016 富山会場についてのお話です。

IODD216富山会場のメニューは、こんな感じです。
  • IODDメディアセンターとの中継
  • 富山市観光振興課の方から富山市の環境施策についてのセミナー
  • Code for Toyama Cityの紹介
  • (お昼ごはん)
  • イノベーションゲーム®をアレンジしたゲーム
まずは、参加者ですがなんと!

定員ぴったりの20名!

開催する立場とすれば、とりあえずは一安心でございます。良かった良かった。


最初のメニューは、IODDメディアセンターからの中継。

着物美女登場!・・・で会場の硬い雰囲気もほぐれます。


最初のメニューは、富山市観光振興課の中井さん。
富山市の出前講座という制度を活用して来て頂きました。

富山市の観光についてのお話です。新幹線開業の効果やコンベンションの誘致施策などについて、分かりやすく説明して頂きました。

2番目のメニューは、Code for Toyama City 代表の山本がこれまでの活動などを報告しました。



午前の部は、ここまで。
ここからは午後の部、オープンデータ活用をイノベーションゲームを使って考えます。

初対面の方も多いので、最初はアイスブレーク。
キャッチボール使って、名前を覚えようという試みです。



ゲームでは、社長役の人が、データに見立てたカードをオークションで購入。カードを組み合わせたサービスを作って、市民役の人にサービスを提供・販売して、合計金額を競います。商品を作るための社長と市民のディスカッションと社長さん同士の駆け引きや協力などが醍醐味です。



初めてイノベーショゲームがほとんどなので、スムーズにディスカッションに入れるよう、フィッシュボールという手法を使いました。内側の円が議論する人たち。外側の円は議論を聴く人たち。内側の円には常に空席を作っておき、外側の円で「ムズムズ」してきたら、辛抱たまらず内側の円に加わり爆発してもらいます。




最初は、戸惑いが見えた参加者も、1時間過ぎくらいからは、こんな状態になりました。内側の円でも議論が進んでいますが、外側の円でも人が入り乱れて、熱い議論が交わされています。ここまでくるとゲームディーラーはただ見守りだけです。


13:30から開始したイノベーションゲームでしたが、約2時間半たった16:00で終了となりました。
最も売り上げを上げた社長さんは、なんと、富山市の職員さんでした。

富山の未来は明るい

ちなみに、市民をもっとも満足させたサービスは「オンデマンドマイクロバス」でした。実現出来れば便利なのは間違いないですね。

このゲームをやるのは、今年が2回目でしたが。今年かなり手応えありでした。なんせ、傍からみていても・・・

熱気ムンムン

・・・でした。
参加者から頂いた感想も。
・楽しかった
・コミュニケーションの質が高い
・シミュレーションゲームのように熱中して考えられた

などでした。
あと、嬉しかった感想としては、Code for Toyama Cityが・・・

怪しい人たちじゃないことがわかった

・・・と言っていただけました(笑)
地域のために・・・とか書いてあると、やっぱり「怪しげ」と思われる側面もあるようなと。



そんなワケで、今年も楽しかったインターナショナル・オープンデータ・デイも無事終わりました。今年は、富山市でもオープンデータが始まります。データが公開されたら、やっぱり、使っていかないともったいない。Code for Toyama Cityとしては、オープンデータを使った市民協働への協力、オープンデータを利用したい市民活動団体への協力を通して、富山市オープンデータ元年を富山市と共に前進していきたいと思います!